
名作。2015年の英国。かつて栄えた炭鉱の町。新自由主義経済の中、貧困にあえぐ住民たち。そこにシリア難民が押し寄せる。やり場のない怒りが爆発する住民たち。
「共に食べれば、団結できる(when you eat together, you stick together)」の言葉を軸に、やがて、皆が寄り添う。準主役の女性ヤラの父が亡くなったとき、皆がその死を悼む姿は美しい。死を悼むこと、弔うことの尊さから、アンティゴネを思い出す。弔うことは止められない。弔うことは生きている者のため。メガハイボール4杯。