2018年10月12日

コリントス、ええとこ、一度はおいで。

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ギリシアと言えば、何を思い浮かべますか?

まずは、オリンピック。「オリンピア」と町が発祥の地です。

それから、スパルタ教育。「スパルタ」という町で行われていた教育方法のことですね。

それに、「アテネ」。ギリシアの首都、パルテノン神殿がありますね。

他にも色々あるでしょうが、でもそれほど多くは思い浮かべられませんよね。

日本からははるか遠い国ですし。

 

今回の『メデイア』の舞台は「コリントス」という町が舞台です。

どんな町なんだろうかと、調べてみますと、山形治江先生の本にこう書かれていました。

*コリントスは(古代)ギリシア第一の商業都市として繁栄を極めていた。

*コリントスが栄えた理由は地理的条件にある。

ギリシア本土とペロポネソス半島をつなぐ陸路の接点。

イオニア海とエーゲ海をつなぐ海路の交差点。

「コリントス地峡」とよばれる通路があり、通行税でコリントスは莫大な利益を上げた。

*コリントスには周辺の国から小麦、パピルス、象牙、絨毯、ナツメヤシなど物と人とが集まる国際都市だった。

*コリントスは金と性、贅沢と悦楽に満ちた町として古代世界に知られていた。

 

一方、メデイアの元夫イアソンの故郷「イオルコス」は自然豊かな、農業と漁業の町。

イアソンは、イオルコス市民の反感を買い、メデイアと二人の子供を連れて、イオルコスからコリントスに流れてきました。

大都会コリントスを目にしたイアソンはさぞかし「ええ町や! 最高やないか!」と喜んだのでしょう。

田舎から東京へ出てきたような感じでしょうか。

町には綺麗なお姉様もたくさん居たでしょう。

都会生活を満喫しているイアソンが思い浮かびます。

そんなイアソンのもとへ、逆「玉の輿」の縁組みが舞い込みます。

ついつい誘惑に負けてしまうイアソンの気持ちもわからなくもないです。


『メデイア』はほんとによく書かれた人間ドラマだなと思います。

公演初日まであと5日。ご期待下さい。

 

──写真の女性は東出さん。踊りと振付をお願いしています。

作品に新しい風を吹き込んでくれています。


posted by tanaka at 11:11| Comment(0) | あっかんベェ〜、Japan!
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