2018年10月10日

あふれんばかりの愛情

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ギリシア悲劇と現代劇の違いって何ですか? と聞かれたことがあります。

大きな違いは「合唱隊」という存在の有無だと思います、と答えた記憶があります。

合唱隊(コロス・コーラスとも言います)。

ギリシア悲劇では、合唱隊が3名×4列の12名か、3名×5列の15名で構成され、詩(セリフ)を歌ったり、舞ったりしていました。

合唱隊はギリシアの神々に詩(セリフ)を投げかけたり、観客に訴えたり、登場人物たちに語りかけたりします。

現代劇に慣れたボクたちには、馴染みの薄いものかも知れませんね。

しかし、合唱隊が存在することによって、ボクを含めた観る側の人たちは物語を客観的にとらえ、自分たちの生きる社会と重ね合わせ、自分たちの生き方や考え方を再認識することが出来るのです。

ブレヒトで言うところの異化効果ですね。

今回の清流劇場では、4人の女優さんにこの合唱隊をお願いしました。

昨日は通し稽古でしたが、合唱隊長のあふれんばかりの子供への愛情を聞くと、それはもう涙なしにはいられませんでした。

前回に続いて、ご出演いただく日永貴子さんが「合唱隊長」です。

公演初日まであと7日です。ご期待ください。


posted by tanaka at 11:59| Comment(0) | あっかんベェ〜、Japan!
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